- コーヒーの鮮度を守る
影の功労者。 -
コーヒー豆の袋やお菓子の袋などを想像してみてください。中身の鮮度を守るため、その口はきっちりと閉じられていますよね。その袋の密封に欠かせないのがヒートシール機。袋の口を高温のバーで挟んで溶かし、のりのようにくっつける機械です。そのバーと袋がくっつかないように、バーの表面をカバーするのが、ふっ素樹脂テープなのです。
- ヒートシールって、
ご存知でしょうか? -
普段目にする機会は少ないかもしれませんが、袋詰めの作業で活躍するヒートシール機は、こんな形(写真)をしています。バーの部分にふっ素樹脂テープが貼られているのですが、これがなかったらきっとバーは熱で溶けた袋でベタベタに・・。
- ヒートシール機を
高温から守りぬく…! -
ヒートシール機に使われているふっ素樹脂テープの表面は、ガラスクロスにふっ素樹脂を染み込ませたもの。くっつきにくい、薬品に強い、水をはじくなどの特性を持っています。裏面のシリコーン系粘着剤でバーにしっかり貼りついて200~250℃の高温からバーを守ります。
ふっ素のふふふって?
熱に強い、電気を通さない、摩擦をおこさない…など など。さまざまな特性を生かして社会で活躍するふっ素 を紹介するのが「ふっ素のふふふ」。ふっ素をもっと身近 に感じていただくための、中興化成のとりくみです。